痩せ体質には必須!?近年話題の痩せホルモン“アディポネクチン”とは

アディポネクチンというホルモンをご存知でしょうか。
「痩せホルモン」や「長寿ホルモン」と呼ばれていて、ダイエットや生活習慣病対策として注目されています。

このアディポネクチンですが、痩せている人には多く分泌されていて太っている人にはあまり分泌されていないということが近年わかってきました。

つまり、アディポネクチンを多く分泌できれば痩せやすく太りにくい体質を手に入れることができると考えられます。

ではどうすれば多く分泌できるのでしょうか。

①細胞膜の質を上げる

細胞膜の質が低下するとアディポネクチンも低下すると考えられています。
そもそも細胞膜の質って言われてもイメージが湧きにくいかと思いますが、要するに体の細胞は油でできているのでその油の質を高めよう!
ということです。
基本的には魚の油が良いとされています。
実際、魚由来のオメガ3脂肪酸を採り入れることでアディポネクチンの分泌量が増えたというデータもあり、細胞膜の質の向上によってアディポネクチンの分泌量が高まったと考えられます。
(Acta Med. Okayama, 2014 Vol. 68, No. 6, pp. 349-361)
つまり、アディポネクチンを多く分泌させるには魚の油(オメガ3脂肪酸)をしっかり摂ることが大切です。

②腸管バリアを強化する

腸のバリア機能は簡単に弱ってしまいます。
過剰な糖質や脂っこい食事によって腸に負担がかかるからです。
バリア機能を失った腸は体に余分な成分を追い返せなくなり、その余分な成分によって体内に炎症が起きやすくなります。
その結果、アディポネクチンが出にくい体質になってしまい肥満につながると考えられています。
腸管バリアを強化するには食事の見直しも大事ですが、それにプラスして乳酸菌などの腸にいいとされる成分を活用するのがいいでしょう。

③女性ホルモンの活性化

女性ホルモンであるエストロゲンが減ってしまうと肥満が進みやすくなります。
エストロゲンには脂肪を燃焼する作用があるからです。
脂肪細胞が大きくなればなるほどアディポネクチンの分泌が低下しどんどん肥満体質に・・・
肥満スパイラルを抜け出すためにはエストロゲンを増やして脂肪を燃焼させ、アディポネクチンを増やすことが重要なのです。
しかし、エストロゲンを増やすといってもエストロゲンはそのまま補充できるものではありません。
エストロゲンに似た作用を持つイソフラボンとして摂取しましょう。


以上がアディポネクチンを多く分泌させるために重要なポイントです。
もちろん、これ以外にも運動によって脂肪を燃焼することでアディポネクチンは増えますし、食事制限で体重を落とすことでもアディポネクチンは増加します。
最初から全部に取り組まなくても大丈夫ですので、できることからやっていきましょう。

「こころ美漢方」では一人一人にあったアディポネクチンの増やし方をご提案しております。
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